「東洋町人口ビジョン」及び第2期「東洋町まち・ひと・しごと総合戦略」の策定について

長期的な人口の安定を図ることは、地方創生の重要なテーマであり、東洋町にとっても重要な課題であるが、高齢者が多く、若い世代が著しく少ないという本町の人口ピラミッドの構成を考えると、この構造を大きく変えるには、相当に長い期間を要することから、今後も人口減少は避けがたいものとなっている。
　このような中、東洋町人口ビジョンでは、本町の人口を、2060年に約2,000人と展望している。
　2,000人維持に向け、豊かな自然や歴史、文化を有し、中山間地域に暮らす人々の生活やコミュニティを守るとともに、産業の振興を図り、若者の流出を食い止め、中山間地域の維持・創生を図っていく必要があります。
　土佐の東の玄関口として、本町の特性である山・海・川の豊かな自然を活かして、関西圏から多くの観光客を呼び込み、交流人口の拡大を図ります。
　国や高知県が策定した基本目標との整合性を図りながら、本町においても人口ビジョンの将来展望を踏まえ、①農林水産業を中心に安定した雇用を創出する、②豊かな観光資源を活かし新しい人の流れをつくる、③子育て世帯を応援する、④安心・安全なまちづくり⑤商工業者の起業の５つを基本目標に設定します。